基礎編修了者対象「医療メディエーションによる実践力向上のための特別講座」を開講しました
2018年10月13日(土)~14日(日)に、
「医療メディエーター養成講座 導入・基礎編」修了者を対象に
「医療メディエーションによる実践力向上」を開講いたしました。
日々の業務の中で「こんな時どう対応したら良いだろうか、自己流になっていないだろうか、
もっと良い対応があったのではないか?」と思うことはありませんか。
今回、受講者の皆様には2グループに分かれてのロールプレイを実施しました。
1グループ9名で、患者本人、患者の家族、医師、メディエーターなど様々な役割を
担当していただきました。
通常は受講生の皆さんにできるだけ多くのロールプレイを体験していただくために
全グループ同時に実施するのですがを、今回は、1グループ9名の2グループ体制で実施し、
AグループとBグループのロールプレイをそれぞれお互いに見ていただき、
自分と同じ役割担当の方の、改善点と良かった点を指摘していただきました。
役になりきっていると、自分がどんな対応をしていたのか振り返るのは
なかなか難しいものです。また、日々の業務の中で実践していくうちに、
自己流になってしまうことがあります。
グループ毎にお互いのロールプレイを客観的にみることで、例えば、
ある場面で違う対応をしたら、感情の分岐点が変わったかもしれない、
と冷静に考えることができ、振り返ることができました。
2グループ同じ設定で行いましたが、メンバーが違えば、会話の展開も異なりますし、
メディエーションに正解はありません。
9人もメンバーがいるので役割も細かく設定し、まるで本番さながらの白熱した
ロールプレイとなりました。
受講生の皆さんからも、「とても勉強になり、まさに実戦力を向上する、
内容の濃いセミナーだった」と大変好評でした。
受講生の皆さま、2日間大変お疲れ様でした!