• レポート

学校法人五島育英会様 文科行政に関する講演を実施いたしました

学校法人五島育英会の職員の皆様を対象に、
「近年の教育政策を紐解く~学校法人職員の役割とこれから~」というタイトルで
講演を実施いたしました。

五島育英会は、1955(昭和30)年に設立された、
東京都市大学とその付属校、幼稚園から成る学校法人で、
「国際的な視野と情報活用能力を身につけ、健全な精神と豊かな教養をもって
国際社会で活躍する有為な人材を育成する」との目的を掲げています。

今回の講演は、近年の高等教育政策や課題を、中央教育審議会等における
各種議論や答申に沿って、わかりやすく紐解くことによって、
職員の皆様が高い視座と強い危機感を持ってご自身の業務に当たれるような
内容で構成いたしました。

まずは文部科学省の教育問題について、ここ10年ほどで大学教育についても
政策的な焦点が当てられ社会的にも話題になっていることから、
これらの経緯と、特に高等教育政策の変遷について説明がありました。

次に、国内外の事例を紹介しながら世界と日本で勃興しつつある新たな大学の姿
について、また「高大接続」の観点では高校教育改革と大学教育改革のそれぞれで
どのような姿を描くことが望ましいか、という問題について考えていきました。

そしてこれからの大学運営・法人運営を考えていくため、大学の定員管理や
新しい経済政策パッケージを取り上げ、今後の見通しについて検討しました。
これらを踏まえ、大学職員や法人職員はどのような問題意識に立脚して
組織を支え、運営改革を行っていくかというまとめを行いました。

日頃、多忙な業務のため、なかなかゆっくりとこのようなテーマについて
考える機会も作りづらいとは思いますが、
ご自身の業務にどのように繋がっているか、具体的にどういった意識を
持つべきなのかということを考えるきっかけになったのでは
ないでしょうか。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

■実施時期

2017年12月 2時間 

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