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学校法人根津育英会武蔵学園様「経営戦略入門」を実施いたしました

学校法人根津育英会武蔵学園様の職員の皆様を対象に、
「経営戦略入門」(4時間)研修プログラムをご提供いたしました。

武蔵学園は、1922(大正11)年に創立された百年近い歴史を持つ学園です。
わが国初の七年生の旧制武蔵高等学校を前身とし、
「自ら調べ自ら考える力ある人物」の育成をはじめとする「建学の三理想」を教育方針に掲げています。

特に大学においては大学間の競争が激しくなる中、自大学の競争優位を築いていくプロセスに
職員自身が積極的に関わっていくことが求められつつあります。

本研修では、まずこのように大学職員がMBAの知識を生かす意義について
理解していただきました。
大学を取り巻く環境の変化を受けて、大学職員に期待される役割も
変化していること、自大学の状況以外にも政治・社会等のマクロの動向、
他大学の試み等の外部・内部環境を複合的にとらえる必要があることを
講義を中心に確認していきました。

そして戦略策定のプロセスを一般的な企業活動から大学に当てはめ、
具体的に経営戦略のイメージを持てるようなレクチャーがありました。

後半はグループでSWOT分析を行い、改めて自大学の状況や立ち位置などの
現状を把握する時間を持ちました。
そこから競争優位を実現するために、限られたリソースをどの分野にどの
程度注いでいくか、といった戦略目標や基本戦略の策定にも
取り組むことができました。
同じ学園に所属していても見え方や考え方は様々であり、それらを共有し
新しい視点で学園を見つめ直していくという意味でも、
学びがあったのではないかと思います。

今回は経営戦略の基礎的な知見をご紹介することで、管理職の皆様にも
より積極的に大学の経営について関心を持つ大切さを感じていただけたの
ではないでしょうか。
また、客観的な自大学についての分析と講師からのフィードバックによって
改めて今後の大学の未来に考えを巡らせる機会になったことを
願っております。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

■実施時期

2017年8月 半日間(4時間) 

■参加者の声
・企業の事例などを交えており、具体的な内容となっていたため分かり易かった。
・SWOT分析を通じて、普段接する機会の少ない他部署の管理職の意見や考え方を聞くことができた。
・説明が分かりやすく、講義、グループワークとも有意義であった。
・大変わかりやすかった。講師が大学の現状をよく知っている方だったので、大変うまく経営戦略に沿った話となり、ためになった。

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