SDセミナーQuonAcademy「PDCA/目標設定のコツ」を開催しました
12月3日(木)、SD担当者や、職員研修の導入を検討されている大学職員の方々を対象に、QuonAcademyセミナー「PDCAサイクルを空回りさせない目標設定のコツ」を開催しました。
中長期計画を決められた期限内に確実に達成していくために、多くの大学でPDCAサイクルをきちんと回していこうとする取り組みが行われています。しかし、PDCAがうまく機能しないというお悩みの声も多く聞かれ、それは、PLANのプロセスの一部である「目標設定」が適切でないことが大きな要因になっていると見受けられます。
セミナーでは、まず「PDCAはなぜうまく回らないのか」を受講者の皆様の職場での事例や体験談をもとに話し合っていただきました。行動を促すためには「意欲」「道筋」「技術」「環境」といった4つの条件が必要であることをお伝えし、次に「あいまい」な目標設定がPDCAを空回りさせていることに言及しました。
目標設定について考える前提として、セミナーでは
「仕事」に対する定義を、非正規職員が「作業を行う」ことに対し、正規職員は「問題を解決する」ことであるとし、その「問題」とは、業務上のあるテーマにおける理想と現実のギャップのことであると定義を揃えます。
そして、問題を「目的」「指標」「目標値」「現状値」に分けて、できるだけ具体的に考えることで、行動しやすく、チェックしやすい目標の設定が可能となり、PDCAサイクルの実質化につなげていけることをご紹介しました。
今回のセミナーはエッセンスのご紹介に留まりましたが、実際の研修では、大学のミッションを意識しながら部署やチームの目標を立て、個人の役割まで落とし込む目標設定のトレーニングを行い、目標の達成に向けてPDCAを回すプロセスの一部を体感していただくことができます。
(ご参考)目標設定トレーニング研修 導入事例
「学校法人法政大学人事課様 新任課長研修/新任主任研修」
PDCA・目標設定をテーマとした研修の導入をご検討の際は、ぜひご相談ください。