学校法人京都橘学園様 職員向け「プロジェクト職員の育成研修」を実施しました
■実施内容
学校法人京都橘学園(京都橘大学、京都橘中学校・高等学校)様では、教職協働を活性化させる鍵は職員にあるとの考えから、職員の能力向上に積極的に取り組んでいます。今回の研修では、プロジェクト活動により大学運営の付加価値を高める方策や考え方を、事例研修を通じて身につけることを目的としています。
プロジェクト型職員の育成およびプロジェクト運営を大学運営の中核に位置づけ、政策的に推進している早稲田大学の事例を通して、プロジェクト運営の可能性と大学職員の役割を、具体的に理解していただきました。
【研修概要】
1.環境変化と大学職員に求められる役割の変化
2.職員の業務構造改革
3.職員の育成方針
4.プロジェクト型職員の育成
5.プロジェクト運営事例紹介(5事例)
6.習得を期待するプロジェクトマネジメントスキル
活発な質疑やアンケート記述のさまざまなご意見からも関心の強さが伺われました。
■実施期間
2015年8月に実施 半日間
■受講者の声
・職員個々の自主性を尊重し、活動を後押しするという姿勢は、職員の育成という観点でも大切なものであり、参考にしていきたい。
・改革ありきでなく、大学という高等教育機関の使命を職員に実感として落とし込むことから「大学の一員」であることを涵養していこうとする育成のあり方に感心した。
・プロジェクト活動を本来業務の一環として位置づける取り組みが参考になった。
・業務を「切り出し」、「プロジェクト化」するという概念は使えると感じた。
・日常業務の整理と今後の業務改善の示唆となった。今後検討する。
・いくつかの具体事例について、本学園でも進めてよさそうなものがあり、今後の調整や予算化など考えたい。
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