• ヒューマンスキル

部下・後輩育成のための基礎研修

対象めやす
初中級管理職(課長、事務長)・中堅職員(~入職15年目、課長補佐・主任)・若手職員(~入職5年目)
推奨人数
20名まで
必要時間
半日間〜1日間

カリキュラム例

大学職員に求められる能力が高度化、複雑化、多様化するなかで、上司・先輩による部下・後輩への指導育成の役割と責任は増しつつあります。
従来のように定型化された業務手順やノウハウを上司・先輩の背中とマニュアルで学ばせるだけでは、これからの時代に求められる能力はなかなか身に付きません。上司・先輩には、部下・後輩の長期的なキャリアを見据えつつ、強みや弱みを見極めながら育成計画を立て、頻繁な対話とフィードバックを通じて部下・後輩の成長を親身にフォローしていくことが求められています。
また、大学を取り巻く環境の変化が激しく、上司や先輩が培ってきた成功体験やノウハウがすぐに陳腐化してしまう状況のなかで、知識やスキルを伝承させるだけではなく、部下・後輩の自律的な学習意欲を引き出すための環境をいかに整えていくかが重要になっています。
本研修では、まずこのような背景を意識しながら、部下や後輩を指導し、育てていく役割の重要性や心がまえを再認識していただきます。そのうえで、実際に指導していくにあたって、後輩や部下の価値観や強み弱みを知り、知識やスキルそして自信や意欲を効果的に育てるためのポイントについて、ワークを取り入れながら具体的に学んでいきます。

部下・後輩の育成・支援に携わる人の役割と心構え
(1)マネジメントとは ~多様な人材のやりがいを引き出し成果をあげる~
(2)変革が求められる時代、私たちに求められるリーダーシップとフォロアーシップ
(3)部下・後輩の育成・支援の全体像
育成・支援の準備
(1)上位方針の理解と伝達
(2)育成担当者としての自己客観視と「あり方」の明確化
(3)業務計画、コミュニケーション機会とツールの明確化
(4)受入れ前に準備しておくこと
自主性・自立性を促しチームとして成果をあげていくために
(1) 成果をあげられる人の心理的要件
(2) 指導者に必要な「観察力」—何を観るか
(3)コミュニケーションスタイルの理解とスキル
(4)意欲的に取り組んでもらうための仕事の依頼の仕方
(5)「フィードバック」で意欲を高め成長を促す
(6)One-on-One体験

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