研修プログラム例
経営戦略の実践
- コンセプチュアルスキル
規模の拡大が難しく公益性も追求しなければならない大学で、経営戦略の知見をどのように活かしていくかを、ビジネス上の事例と大学の事例を織り交ぜながら学び、中長期的な事業計画や戦略を策定するための力を身につけます。
研修の内容
▽経営戦略フレームワークの整理
▽事業戦略の策定
▽機能戦略(バリューチェーン)
▽ブランドリレーションシップ
▽組織・体制
大学理事の責任と役割
- コンセプチュアルスキル
今の時代に求められる大学理事の役割を概観したうえで、必要不可欠な知識と事例を体系的に紹介します。健全で強力な経営を推し進めていくためのビジョンとセンス、そして利害関係者を巻き込むしなやかなリーダーシップを養っていただきます。
研修の内容
▽大学を取り巻く動向と理事のミッション
▽大学経営に必要な教学と経営のバランス
▽大学経営に必要な知識(財務、法令、認証評価・・・)
▽大学のガバナンスとマネジメント
経営戦略の基礎
- コンセプチュアルスキル
大学間の競争が激しくなる中で、自大学の状況や、他大学・社会の動向を複合的に捉える力を身に付けます。そのうえで、自大学の優位を築くサービスモデルをどのように構築していくか、そのフレームワークやプロセスを、ワークを通して習得します。
研修の内容
▽経営戦略
・自大学の取り巻く環境を考える
・他大学とステークホルダーの動向を整理する
▽マーケティング
・ステークホルダーの特徴とニーズを洗い出す
・実行したい施策の構成要素と内容を検討する
コーチング
- ヒューマンスキル
人間の可能性と学習力を前提に、一人ひとりの持ち味と成長を認め、自律的な問題解決を促進するコミュニケーションスキル、すなわちコーチングの技を紹介することで、お互いに学び合いサポートするチームを構築し、大学経営の持続的発展に貢献できる職員を育成します。
研修の内容
▽コーチングの基本的な考え方
▽言語コミュニケーションのポイント
▽傾聴、質問のスキル
▽ほめること、しかること
▽GROWモデルとロールプレイ
ダイバーシティマネジメントの基礎 ~女性がより活躍できる組織をつくる~
- ヒューマンスキル
ダイバーシティの必要性や基本概念、職場で推進する上での留意点を紹介することで、すべての構成員にとって働きやすい職場環境を構築できるスキルとマインドを育成します。
研修の内容
▽ダイバーシティが求められる背景
▽なぜ女性の活躍が必要か
▽女性の活躍を拒んでいるもの
▽女性活躍推進のために管理職に求められるもの
リスクマネジメント研修
- コンセプチュアルスキル
大学などの組織においてコンプライアンスを進めていくうえで留意すべきポイントを把握するとともに、組織運営で想定しうるリスクを体系的に整理し、リスク認識力と問題発生時の対応力を高めていきます。
研修の内容
▽組織に求められるコンプラとリスクマネジメントとは何か
▽リスクの発生要素と特性
▽リスクマネジメントの基本体系
▽管理者としてマネジメントすべきポイント
プロジェクトマネジメント
- コンセプチュアルスキル
役割や責任が重く大きくなってきた中堅職員を対象に、プロジェクトマネジメントの考え方をお伝えすることで、漫然と業務を取り仕切るのではなく、業務を構成する要素のどこに留意すれば、効率的・効果的なアウトプットを生み出せるのかを判断できるスキルを養います。
研修の内容
▽実務の推進に必要なマネジメント
・マネジメントサイクルによる業務改善・効率化
・予算・コストの把握とその管理
▽新規業務の立ち上げと推進のマネジメント
・プロジェクト計画の立案にあたっての検討事項
・プロジェクトを円滑にすすめるための仕組み
業務効率化セッション
- コンセプチュアルスキル
新たな課題に取り組むためのリソースを捻出するために、従来業務をより効率的にこなしていくことが求められることを前提に、研修では、様々な視点とレベルで業務のムダや原因を把握し、打ち手を講じるためのプロセスと手法を習得します。
研修の内容
▽業務効率化の必要性
▽ムダの特徴
▽業務効率化のプロセス
▽ムダの状況把握→原因把握→解決策策定
リーダーシップ・コミュニケーション
- ヒューマンスキル
多様な価値観や背景を持つチームメンバーのメッセージや心情、微細なニュアンスを汲み取り、適切な判断とフィードバックを行うことで、目標に向かってメンバーをまとめ上げるコミュニケーションスキルを身につけます。
研修の内容
▽多様化する社会とリーダーシップ
▽リーダーシップスタイルの内省
▽目標設定
▽フィードバック
▽コーチング
アサーティブ・コミュニケーション ~適切な自己表現~
- ヒューマンスキル
部署やプロジェクトで中心的な役割を担っていくことを前提に、年代や価値観、性格等が異なる教員や職員に対して、適切に自己を表現し、協調的に問題を解決していくためのコミュニケーションスキルを身に付けます。
研修の内容
▽意見対立の肯定的側面
▽アサーティブネスの内省
▽アサーティブネスとは
▽推論のはしご、思い込み
▽DESO方法
問題解決ワークセッション
- コンセプチュアルスキル
大学全体の中での自部門や担当業務の位置づけと役割を様々な角度から再確認していくなかで、より高い視座で物事を把握し、新たな課題に対して、高い成果を生み出せる問題解決力を養っていきます。
研修の内容
・論理的とは、視野・視座・視点とは
・未来のイメージを具体化し、現状を把握する
・問題を定義し目標を設定する
・問題の原因の仮説をたてて、解決策を考える
タイムマネジメント研修
- コンセプチュアルスキル
時間管理の意義についての理解を深めたうえで、長期的なプロジェクトや新規業務と、目の前の通常業務を両立し、無理なくパフォーマンスを上げていくために必要なポイントを学びます。
研修の内容
▽タイムマネジメントとは
▽タイムマネジメントの手法
▽「重要な仕事」を確実に実行するために
▽長期的な計画を実行するために
ロジカルプレゼンテーション研修
- コンセプチュアルスキル
プレゼンテーションに必要な論理的思考や説明力を、演習を交えながら実践的に学びます。また、実際のプレゼンテーションで使える文章・資料の作成や、発表時の「短時間で理解してもらう」スキルを学びます。
研修の内容
▽伝える・伝わるプレゼン
▽論理的思考にもとづいた資料作成
▽デリバリースキル
▽プレゼンテーション演習
会議ファシリテーション研修
- ヒューマンスキル
メンバーの力を引き出しながら、合意形成をした上で、成果を明確にし、業務目標を達成する会議を実現するために、研修では具体的なファシリテーションの活用シーンを想定して、現場ですぐに実践できる技術を身につけます。
研修の内容
▽目的、目標、手順の設定、確認
▽基本動作の確認
▽チームビルディング、問題解決の流れ
▽目的と目標達成状況の確認
▽議事録作成と次回対応の検討
苦情・クレーム対応実務セミナー
- ヒューマンスキル
学校法人という教育組織における窓口対応の考え方を共有したうえで、怒りのメカニズムを理解し、苦情やクレームの要因からその対応の基本の考え方を学び、相手の心情を理解した適切な対応方法を身につけていただきます。
研修の内容
▽学校法人における窓口対応の考え方と方法
▽組織としての対応
▽ケーススタディ
フォロワーシップ研修
- ヒューマンスキル
フォロワーシップの基本的な考え方をお伝えしたうえで、上司や先輩を支えチーム力を最大化するために求められる行動や姿勢について考えます。さらに、フォロワーシップを発揮するために必要な問題解決やコミュニケーションのあり方についても習得します。
研修の内容
▽職場への期待、私への期待
▽チームで協力して、スムーズに業務を進める
▽より良いコミュニケーションで仕事をサクサク進める
▽アクションプランの作成
後輩指導育成研修
- ヒューマンスキル
後輩を持つ若手職員を対象に、先輩・職場リーダーとしての立場と役割を再認識していただき、後輩の指導育成や動機づけに必要な知識とスキルを体得します。職場で起こりがちな事例を題材としてロールプレイングやケーススタディを交え、実践的な内容で研修を進めます。
研修の内容
▽後輩指導の心構え
▽OJTの進め方
▽後輩指導の実際(ディーチング、コーチング、指示、ほめ方、しかり方・・・)
▽こんな後輩にどう指導する?
ロジカルシンキング・ライティング
- コンセプチュアルスキル
わかりやすいレポート、報告書を書くために知っておくべき「論理的思考法」のコツを理解し、それを使った筋道の立った文章の書き方を会得します。研修終了後も、論理思考を実務に活かしていくために意識すべきポイントやトレーニング方法も合わせてお伝えします。
研修の内容
▽わかりやすい文章の原則
▽論理の基本構造(CRF、PREP、SDS・・・)
▽横の論理、縦の論理
▽ロジックツリー、ピラミッドストラクチャー
▽文章作成演習
ビジネス文書・議事録作成演習
- コンセプチュアルスキル
目的や読み手に留意しTPOに応じて文書や議事録をわかりやすく作成するためのポイントや構成要素を理解し、さらにケース教材を使ったトレーニングを通し、実践力を高めていきます。
研修の内容
▽ビジネス文書作成のポイント
▽ビジネスメールの活用
▽議事録作成のポイント
▽議事録作成演習
▽上司向け研修報告書の作成演習
業務マニュアル作成研修
- コンセプチュアルスキル
組織の業務効率化・改善を図るためには、属人化した暗黙知や形式知を「見える化」し、業務の標準化を進める必要があります。本研修では、「見える化」の手段としてマニュアル作成を取り上げます。マニュアルの要素と作成のポイントを理解したうえで、実際にマニュアル作成演習を実施することで、現場に応用できるスキルを身につけます。
研修の内容
▽業務の棚卸・時間管理のマトリックス
▽マニュアル作成のねらい
▽良いマニュアルの条件について
▽マニュアル作成演習
▽マニュアル更新の重要性について
Win-Winコミュニケーション研修
- ヒューマンスキル
多様化する価値観を理解し、多様性に対するマネジメントの考え方(ダイバーシティ)や問題解決手法(コンフリクト・マネジメント)を学習します。その上で、真のニーズを探るための傾聴力や質問力、自己表現を行う伝達スキルなどの対人コミュニケーションスキルを習得します。
研修の内容
▽多様化する社会と価値観
▽本当のWin-Winとは(二重関心モデル)
▽コンフリクト・マネジメントの実践
▽協調的問題解決のためのコミュニケーションスキル
学校法人会計研修
- テクニカルスキル
学校法人会計に関する基本的な知識と分析方法をお伝えするとともに、高等教育機関を取り巻く厳しい環境の中で、財務の健全性と信頼性を維持・向上させていくためのポイントを、自身の業務との関連付けながら考えていきます。
研修の内容
▽学校法人会計の目的・意義
▽財務3表を読む、分析する
▽実際の財務3表を分析してみる
▽財務上の課題を解決するための施策を考える
大学職員のためのインストラクショナルデザイン
- テクニカルスキル
職員がインストラクショナルデザインをなぜ身につけていく必要があるのか概観したうえで、職員が学びの場をコーディネートしたり、あるいは大学の教育のあり方を変革していくために必要な「教える技術と理論」について学習します。
研修の内容
▽IDの考え方:学習者検証の原則
▽学習に関する心理学理論
▽授業設計の基本とデザイン
▽授業の評価手法
▽これからの大学授業の展望
アンケートの設計・実施・分析
- テクニカルスキル
教育・学生支援で、新しい施策を展開していくにあたって合わせて求められるのが、効果の検証です。研修では、アンケートで効果検証を行う際に、PDCAの促進に資する改善点をいかに浮き彫りしていくかについて、その手法を学びます。
研修の内容
▽目的をもったアンケート作りとは
▽アンケートの準備と設計
▽量的データの分析とまとめ方
▽質的データの分析とまとめ方
アカデミック・ハラスメント防止研修
- その他
大学では指導教育や人間関係のトラブルを原因として、休学や退学、長期欠勤や退職、裁判など様々な問題が起きています。アカデミック・ハラスメントは相手の立場や気持ちを尊重していない、世代や価値観のギャップなどが背景にあり、表面化しにくくかつ深刻な問題を引き起こします。本研修では、アカデミック・ハラスメントの理解を促進し、防止することで、職員一人ひとりが持つ能力を発揮し、成長できる学校づくりを行うための方法を考えていきます。
研修の内容
▽アカデミック・ハラスメント認識度をチェックする
▽アカデミック・ハラスメントとは?
▽アカデミック・ハラスメントは何をもたらすのか、事例から考察する
▽アカデミック・ハラスメントはなぜ起きるのか
▽アカデミック・ハラスメント防止のために何ができるのか ~一人ひとりの役割とは
キャリアデザイン研修
- その他
組織から求められる役割を自覚し、キャリアビジョンを明確にしていくことで、日々の行動の変容を促し、未来を担う女性リーダーを育成します。カウンセリングの実績豊富な講師が、キャリアを切り拓いていくためのスキルとマインドの持ち方について、適宜フィードバックをしていきます。
研修の内容
▽なぜキャリアデザインが必要か
▽多様な価値観があることを理解する
▽過去から現在の自身のキャリアを内省
▽組織において求められるキャリアの整理
▽キャリアとアクションのプランニング
英文eメール作成術
- その他
グローバル化が進むなかで、国際部門(担当)の職員のみならず、全ての職員が外国語を操りながら業務を進めていくことが求められつつあります。研修では、英文eメールにスポットを当て、すぐに活用できる実用的なスキルを身につけます。
研修の内容
▽eメールのマナー、エチケット
▽eメールの全体構成
▽件名、敬辞表現
▽書き出し、結び、お役立ち表現
▽シーン別の表現方法
情報セキュリティの基礎セミナー
- その他
近年、教育機関における急速なICT(Information and Communication Technology)化が進み、大学全体の管理運営や、教育・研究支援、学生対応などの場面においてもICTは必要不可欠なものとなっています。そのため、組織全体として、情報セキュリティへの取り組みを一層強化することがとても重要となります。情報セキュリティに関して幅広い視点から知識を身に付けると共に、実務における情報セキュリティリスクを低減させるための策について理解します。
研修の内容
▽周囲で発生したインシデントや「ヒヤリハット」等の事例紹介
▽情報化社会の現状や情報セキュリティの脅威と対策に関する動向
▽インシデントの未然防止のための必要なポイント