- その他
アカデミック・ハラスメント防止研修
受講者の声
- 一方的になりがちな研修にケーススタディが取り入れられ、有意義な研修になりました。
- ハラスメントは誰でも被害者にも加害者にもなりえます。自分の言動で相手がどう思うかなど常に意識をし、対応していく必要があると感じました。
- ハラスメントについては、一般的な知識や場面について学ぶ機会はありましたが、教育機関という自分たちの職場に焦点を当てて実施いただけたことで大変勉強になりました。
カリキュラム例
現在、大学等の学校法人では、求められている指導教育のあり方の変化や複雑な雇用関係等を背景として「ハラスメント」の問題が起きやすくなっています。また、ハラスメントは、お互いの認識・感覚のズレや、世代・男女の意識のギャップ、職種間でのコミュニケーション不足などに起因するミス・コミュニケーションから引き起こされることが多いため、学校法人で働いている誰もが、自分でも気づかないうちに加害者になってしまう可能性があることも自覚する必要があります。
正しい知識を持ちハラスメントを防止することで、学生や教職員の人権が守られ、大学への個々人の信頼が高まることにより、教育研究機能および職場のマネジメント力が向上し、コンプライアンス遵守に積極的な大学として社会的信頼を得ることにもつながります。
本研修では学校法人の教職員を対象として、何がハラスメントにあたるのか、という基礎的な内容から丁寧におさえていきます。大学などの学校に関わる相談事例等を紹介しながら、ハラスメントを防止する意義について理解を進めていきます。学校現場のハラスメント事案に関するケーススタディにも取り組むことで、理論のみならず職場ですぐに役立てることができる実践的な内容です。
- ハラスメントとは何か
- 何がハラスメントにあたるのかを考える
- ハラスメントはなぜ防止しなくてはならないのか
- 被害者に与えるダメージ、加害者に与えるダメージ、組織に与えるダメージを考える
- ハラスメントが発生する背景
- 最近のハラスメント問題の特徴を理解する
- ハラスメント防止のために①
- ミス・コミュニケーションが発生する背景について学ぶ。
・なぜミス・コミュニケーションが起きるのか
・世代の差、社会や時代の差、価値観の差
・長所と短所との関係
・立場が変わるとハラスメントに気づきにくくなる
- ハラスメント防止のために②
- 教職員として、ハラスメントの無い職場づくりのためにすべきことを考える
・防止のためのポイント
・未然防止、早期発見、相談対応のポイント
・自身のコミュニケーションスタイルの振り返り
・職場の振り返り
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