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業務効率化セッション
カリキュラム例
大学に対する社会の期待や要求がますます高まるなかで、大学職員の対応すべき業務のボリュームが増え、その内容も高度化、多様化しつつあります。また、非正規職員の雇用が増えつつあるなか、専任職員がより強くマネジメントを意識していかなければならない場面が増えてきました。限られたリソースのなかで、上記のような新たに求められる業務に注力していくために、まず目の前の従来業務をいかに効率的に推進していくかが、大学職員の共通の課題となっています。
本研修では、こうした背景を意識しながら、様々な視点とレベルで業務のムダや原因を把握し、それに対して打ち手を講じるプロセスと手法を習得します。個人とチームのパフォーマンスを向上させるために、明日から職場でどのような実践ができるかを具体的に考え、持ち帰ってもらいます。
受講者の到達目標は主に以下の4点において研修を進めます。
・業務効率化を進めるにあたってのプロセスを説明することができる
・改善することで一定の効果が期待できるムダを指摘することができる
・ムダを生んでいる原因を、複数の視点から指摘することができる
・効率化に向けての方策を1つ職場に持ち帰る
- なぜ業務効率化が必要か
- サービス業や高等教育業界が置かれている状況から効率化の必要性を明らかにする
- ムダの特徴を知る
- 業務のムダを洗い出し、その特徴ごとに分類する
- 業務効率化のプロセスを知る
- 効率化の効果は大きいけど労力も必要な取り組みを進めるうえで必要なプロセスを学ぶ
- 業務を棚卸す
- 全体最適の視点で効率化すべき業務項目を洗い出すため、業務の全体像を把握する
- ムダの状況を把握する
- 業務の目的や、業務品質、業務速度の観点から、業務に潜むムダを把握する
- ムダの原因を把握する
- ムダを発生させている原因を、身近な担当レベルから組織全体のレベルまで深堀する
- 解決策を考える
- ムダの原因を取り除くための視点を知り、学内で提案可能な打ち手を講じる
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