• ヒューマンスキル

適切な自己表現のために アサーティブ・コミュニケーション

対象めやす
初中級管理職(課長、事務長)・中堅職員(~入職15年目、課長補佐・主任)・若手職員(~入職5年目)
推奨人数
20名まで
必要時間
半日間~1日間

カリキュラム例

大学の果たすべき役割や働き方が多様化する中で、さまざまな事情や背景を抱えていたり、これまで学内にはなかった意見や強みを持ったりしている学内外のステークホルダーと協働していく場面が増えています。こうした多様な人材と良好な関係を築き、多様性をチームの強みに転化し、良いパフォーマンスを上げるためには、相手を尊重しつつも相手の意見に同調しすぎることなく、自身の主張を適切かつ正確に伝えるコミュニケーション力の重要性が増しています。
若手・中堅職員には、学外ステークホルダーとコミュニケーションをスムーズにとることに加え、組織内では上司・後輩とのパイプ役となり、各人の強みとチームワークを最大化することが求められます。このようにチームコミュニケーション活性化の核となるためには、異なる相手とお互いの利益やニーズを満たしながら、創造的に問題を解決していく姿勢とスキルが必要です。
本研修では、多様化する現代社会の中で望まれるコミュニケーションの概念について理解を深めながら、グループワークやロールプレイといった体験的学習を通じて、相手と自分、双方を尊重しながら意見の相違を創造的に解決していくためのコミュニケーション力を強化していきます。
学内外でのコミュニケーショントラブルの未然防止、異なる相手との良好な信頼関係の構築、チームワークの強化、コミュニケーションの活性化、アイデア創出の土台づくりなど、業務をよりスムーズに遂行し、成果を上げるために不可欠な能力を身につけます。

信頼関係は何によって築かれるか
・心の距離と信頼関係
・信頼できる人の資質
自分自身の行動特性(思考・感情・行動のクセ)を知る
・DiSC分析
・タイプ別対人コミュニケーションにおけるニーズ
アサーション
・4つの反応:攻撃的反応・間接的攻撃反応・非主張的反応・アサーティブな反応
・それぞれの反応の心理的背景、人間関係への影響、自分自身への影響
・二重関心モデル
・アサーションに必要なマインド
・アサーションのためのDESC法
自己開示と傾聴
・判断保留
・話し手の体験の客観的把握
・話し手の価値観・大切にしている想いを受けとめる
・聴き手の自己開示
質問技法
・閉ざされた質問
・開かれた質問
・掘り下げの質問
振り返り
・明日からの一歩を考える

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