理事向け・次世代候補者向け研修の実施事例をご紹介します
M大学様は、中期計画において、学長のリーダーシップのもと、
強靭なガバナンス体制や教職員のマネジメント力育成の仕組みの構築を目指されています。
理事及び法人運営を担う教職員の方々のマネジメント力を高めていきたいというお考えから、
2023年度・24年度の2か年にわたって、マネジメント力育成に資する研修を実施されています。
2024年度は、「今後の大学経営におけるリスクマネジメント」と題し、
浅野睦講師(株式会社フォーサイツコンサルティング代表取締役、一般財団法人リスクマネジメント協会理事)の
研修を実施しています(理事向けと、次世代候補者向けの2階層にて実施)。
【なぜ、リスクマネジメントについて学ぶ必要があるのか】
外部環境が激しく変化している昨今、大学に対する社会の期待はますます多様化・複雑化しています。
それにより、これまでとは異なるリスクにさらされる可能性があり、マネジメントすべきリスクの範囲が広がりつつあります。
大学経営の持続可能性を高めていくためには、大学におけるリスクマネジメントの実効性向上について経営層が積極的に考える必要があります。
当然のことながら、理事が果たす役割と責任はとても重要となってきています。
本研修では理事に求められるリスクマネジメントについて学んでいただき、今後の大学経営に生かしていただくことを目指します。
【本研修のご紹介】
今回は理事向けと、次世代候補者向けに実施をしたいとのご希望を踏まえ、
共通の考え方を軸にしながら役職によって異なるそれぞれの役割を踏まえた内容を企画いたしました。
1.理事向けバージョン
(1) 法人を取り巻く環境変化
(2) 法人が担うべき社会的責任とステークホルダーからの期待
(3) 法人におけるリスクとは(守るべきリスク・とるべきリスク)
(4) リスクマネジメントにおける理事職の役割
(5) 事例から学ぶ
(6) 法人経営におけるリスクの抽出(演習)
(7) リスクに関する共通認識をつくり出す枠組み
(8) 理事職として認識すべき今後の経営課題(演習)
2.次世代候補者向けバージョン
(1) 法人を取り巻く環境変化
(2) 法人が担うべき社会的責任とステークホルダーからの期待
(3) 法人におけるリスクとは(守るべきリスク・とるべきリスク)
(4) リスクをマネジメントするとはどういうことか
(5) リスクマネジメントプロセスにおける組織幹部の役割
(6) 大学運営におけるリスクの抽出(演習)
(7) リスクに関する共通認識をつくり出す枠組み
(8) 自身の役割から考える今後の組織課題(演習)
【本研修の特長】
そもそも大学経営におけるリスクとは何か、どのようにリスクを捉え、どこまでリスクをマネジメントすべきなのかを学んでいただきます。
その上で、守るべきリスクととるべきリスクを整理し、そのプロセスについて、理解を深めていただきます。
事例演習を盛り込みながら、自分ごととして考えていただけるような工夫を盛り込み、研修を構成しています。
【次のような課題がある大学におすすめ】
〇理事や上級管理職の大学経営に関する知見を高めたい
〇理事に、理事としての心構えや役割を理解してもらいたい
〇大学として、先を見通した経営力を高めたい
今回のベースになった研修は、こちらとなります。
なお、個別大学向けのカスタマイズ研修を多数取り扱っております。
https://quonb.jp/university/customize
あわせてご覧いただけますと幸いです。