- ヒューマンスキル
- 2024/07/18
- 対面
大学職員のための異文化コミュニケーションワークショップ
本ワークショップは、留学生や外国籍の教職員と接する機会があり、ダイバーシティが普及する学内で円滑なコミュニケーションを図りたい大学職員の方を対象としています。
外国人とのコミュニケーションの中で、自分の言動が相手に理解されない戸惑いや、打ち合わせでなかなか発言できないフラストレーションを感じたことはないでしょうか。外国人とのコミュニケーションでは暗黙の了解が通用しない場面が多々あります。語学ができるだけでは文化背景の異なる人とうまく渡り合うことはできません。
このワークショップでは、参加者が主体となるワークを通じて、異文化理解を深め、文化背景の異なる人と効果的なコミュニケーションをとるスキルを身に着けます。異文化を疑似体験できるワークを取り入れ、知識だけではなく、感情的にも理解できるような工夫をしています。
概要
- プログラム
予定(変更の可能性があります)
●講座概要の説明、アイスブレイク
・終了時点での到達目標を理解する。
・他の参加者を知り、意見を共有しやすい雰囲気を作る。
●異文化理解って何?
視点を変えることで、自分とは異なる文化背景や価値観をもつ人の言動を理解するヒントを得る。
<ワーク+講義>
●誤解をさせないノンバーバル・コミュニケーション・スキル
言葉を介さずに行うワークを通じて、非言語コミュニケーション(ジェスチャー、アイコンタクト、声の抑揚、空間の使い方など)の役割を体感する。また、非言語コミュニケーションにより、自分のふるまいが誤解を与えていないか意識できるようにする。
<ワーク+講義>
●正確に言葉で伝えるための表現練習
多国籍な学生、教職員が在籍する職場で起きがちなトラブル事例を通じて、どのようなコミュニケーションをとればお互いに快適な状況がつくれるか、解決するための表現方法を考える。
<ワーク+ディスカッション>
●多国籍な社員間での会議の進め方について
文化によって異なる会話と間の取り方のパターンについて学ぶ。自分の文化とは異なる会話のルールを体感することで、文化背景の異なる人同士がどのように会議を円滑に進められるかを理解する。
<ワーク+ディスカッション+講義>
●異文化シミュレーション
参加者を複数の疑似文化に分け、それぞれのルールに沿った言動をとるシミュレーションゲーム。異文化接触に伴う感情の揺れを経験し、どうしてそのように感じるのか分析する。
<シミュレーション、ディスカッション+講義>
●Description-Interpretation-Evaluation 分析
自分とは異なる文化について、偏見のない理解を目指すための3つのステップを学ぶ。
<講義+ワーク+ディスカッション>
●ふりかえり
<個人ワーク+ディスカッション>
- 対象のめやす
業務で留学生や外国籍の教職員と接する機会がある大学職員(階層は問わない)
- 日時
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2024/07/18(木)13:00~17:00
※申込受付期間 2024年2月1日(木)~2024年7月4日(木)17:00 締切
- 開催方法
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対面開催
会場:早稲田大学 早稲田キャンパス19号館
〒169-0051 東京都 新宿区西早稲田1-21-1
- 受講料
【個人単位でお申込みの場合】14,300円(税込/一人あたり)
【大学(法人)単位で一括お申し込みの場合】申込タイプにより異なります。詳細はこちらをご確認ください。
- 定員
25名
- 講師
- 横田 麻里子(よこた まりこ)
- 早稲田大学アカデミックソリューション 社会連携企画部グローバル事業支援チーム チームリーダー・ワークショップデザイナー
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- プロフィール
- メーカー勤務、英国及び米国の大学院修了後、大学生向けの英語・異文化コミュニケーション科目の企画、教材開発、講師を担当。大学の国際化を推進するプロジェクトに関わる傍ら企業や大学でコンテンツ開発や研修講師を務める。青山学院大学学校教育法履修証明プログラム修了認定ワークショップデザイナー