- テクニカルスキル
- 2024/07/23
- オンライン
データのセンスメイキング
―読み手に響く! 魅せる資料作成術―
学内向け・学外向けを問わず、大学では数多くの資料が作成されています。資料作成において重要なのが、データのエビデンスに基づいたストーリー性のある記述です。ところが、単にデータを羅列するだけでは、説得力のある内容にはなりません。そこで本セミナーでは、資料作成に必要なストーリー構成を押さえながらデータに対する意味づけ=センスメイキングの方法を学び、読み手に響く資料作成ができるようになることを目標とします。
※本セミナーはデータの統計分析を目的としたものではなく、データの表現を通じた「センスメイキング」の方法を学び、読み手に響く資料作成を目指すものです。
本セミナーでは、大学でよく使われるデータをケーススタディとして、資料作成に必要なストーリー構成やデータに対する意味づけを学びます。更に、Officeソフトウェア(Officeソフト)を用いた演習により、実際にデータのセンスメイキングを体験します。これにより、データのセンスメイキングや効果的な表現手法を学びます。
※当日はOfficeソフト(Word、Excel、PowerPoint)が使用可能なPCを各自ご準備ください
【成果・達成目標】
本セミナーを受講することで、 データを活用した説得力のある資料作成ができるようになります。
1. 資料作成に必要なストーリー構成が説明できる
2. 資料作成におけるデータのセンスメイキングの方法が説明できる
3. Officeソフトを利用して、読み手に響く資料作成ができる
4. 自身の職場で実践したい具体的な取り組みを1つ以上挙げることができる
概要
- プログラム
予定(変更の可能性があります)
1.資料作成の流れを知る
・大学における資料の種類
・分かりやすい資料とは
・資料におけるデータの価値とは
・センスメイキングとは
・センスメイキングとは 事例紹介
・資料作成の流れ
・資料作成に使えるフレーム
・演習1(フレームを利用して資料のストーリーを作成する)
2.データのセンスメイキングの方法を知る
・データの種類
・データのセンスメイキングの方法
・読み手に響くデータの表現方法 ①表
・読み手に響くデータの表現方法 ②グラフ
・演習2(データに意味づけをする)
3.読み手に響く資料を作成する
・読み手に響くプレゼン資料のルール ①レイアウト
・読み手に響くプレゼン資料のルール ②背景色、フォント
・読み手に響くプレゼン資料のルール ③図形、文章
・読み手に響くプレゼン資料のルール ④事例紹介
・演習3(プレゼン資料を作成する)
- 対象のめやす
大学の業務主担当者(特に資料作成でお悩みの方)
【想定する受講者のOfficeソフトスキル】 Officeソフトを利用した演習を実施するため、上記「研修成果イメージ」の“Before”程度の図表やPPT資料の作成経験をお持ちの方を想定しています。
- 日時
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2024/07/23(火)13:00~17:00
※申込受付期間 2024年2月1日(木)~2024年7月9日(火)17:00 締切
- 開催方法
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オンライン開催
※本セミナーは、ウェブ会議システム(Zoomミーティングを予定)を使用して実施いたします。お申込みいただいた方には、セミナー開催の約1週間前に、当日参加用のURLをお送りいたします。
※カメラ・マイク機能付きのPCをインターネットに接続してご参加いただける環境が必要です。
- 受講料
【個人単位でお申込みの場合】14,300円(税込/一人あたり)
【大学(法人)単位で一括お申し込みの場合】申込タイプにより異なります。詳細はこちらをご確認ください。
- 定員
30名
- 講師
- 一宮 航(いちみや わたる)
- 神奈川大学 URA
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- プロフィール
- 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻 博士後期課程単位取得満期退学。大学行政管理学会会員。
2014年に新卒で早稲田大学アカデミックソリューションに入社後、主に研究員やコンサルタントとして、大学を中心とした公的資金事業プロジェクト等のマネジメントや調査・分析を担当。主担当プロジェクトにおける提案・報告資料作成を多数手がけ、企業の決算説明資料を意識したプレゼン資料づくりは顧客から高い評価を得た。また、2022年から2024年にかけて広島大学高等教育研究開発センター客員研究員を兼任し、大学マーケティング戦略に関する研究を推進。
2024年5月からは神奈川大学初となる専任URAに就任し、研究力分析や分析データを活用した外部資金獲得戦略等を担当。