- コンセプチュアルスキル
- 2026/12/11
- オンライン
ケースメソッドで学ぶ大学の教育改革
大学経営を取り巻く環境が厳しくなる一方、大学への期待は高まり続けています。教育よりも研究に重点をおくとされた日本の大学教員ですが、平成30年余りの大学改革では教育に注力する傾向が見られました。大学教育の質保証とあいまって、この傾向は今後も強まると思われます。
歴史を紐解くと、大学では「いかにして学生に学ばせるか」をめぐって教員と学生との間で、そして教員と教員との間でせめぎあいがありました。今も各大学で不断の教育改革が行われていますが、例えばカリキュラム改革では教員集団の性格が見え隠れし、問題が複雑化することが少なくありません。
本セミナーではこうした関心から、大学の教育改革について歴史と比較の視点から体系的に学んでいただいたうえで、ケースメソッドを用いて、ある事例からカリキュラム改革でしばしば遭遇する問題を一緒に考えたいと思います。問題をどのように捉え、理解し、意思決定を行うのか、その分析と意思決定のプロセスを講義で得た知識も交えて実践的に学習することが本セミナーの目指すところです。
本セミナーは講義と演習(ケースメソッド)で構成されます。ケースメソッドでは、事前課題に取り組んでいただく必要があります。ケースメソッド未経験の方にはあらかじめ進め方等をご説明しますのでご安心ください。受講生間の活発な議論によって、ご自身の考えを相対化し、多様な視点を体得する機会にしていただきたいと思います。
概要
- プログラム
予定(変更の可能性があります)
1.イントロダクション
・講師自己紹介
・本セミナーを通じて考えていただきたいこと
2.大学教育を歴史と比較の視点で捉え直す
・大学の「授業」をめぐるせめぎあい
・大衆化からユニバーサル化へ
・戦後日本の大学カリキュラムをめぐる葛藤と帰結
3.ケースメソッドで学ぶカリキュラム改革
・ケース教材「その授業科目の責任者は誰だ?」に取り組む
・グループ討議とクラス討議
・教員集団の特性と意思決定、職員の役割を考える
4.ラップアップ
・平成の大学改革を見つめ直す
・何を学び、どう活かすか:大学経営の視点から
- 対象のめやす
新入職員~管理職職員
- 日時
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2026/12/11(金)13:00~17:00
※申込受付期間 2026/02/02(月)~11/27(金)17:00 締切
- 開催方法
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オンライン開催
※本セミナーは、ウェブ会議システム(Zoomミーティングを予定)を使用して実施いたします。お申込みいただいた方には、セミナー開催の約1週間前に、当日参加用のURLをお送りいたします。
※カメラ・マイク機能付きのPCをインターネットに接続してご参加いただける環境が必要です。
- 受講料
【個人単位でお申込みの場合】14,300円(税込/一人あたり)
【大学(法人)単位で一括お申し込みの場合】申込タイプにより異なります。詳細はこちらをご確認ください。
- 定員
40名
- 講師

- 戸村 理(とむら おさむ)
- 東北大学 高度教養教育・学生支援機構 准教授
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- プロフィール
- 政策研究大学院大学、國學院大學を経て2020年4月より現職。
博士(教育学)(東京大学)。専門は教育社会学、高等教育論。