- コミュニケーション
適切な自己表現のために アサーティブ・コミュニケーション
概要・特徴
市場や顧客のニーズ、働き方が多様化する現代において、さまざまな事情や背景を持つ取引先、社内外の関係者(ステークホルダー)と協働する機会が増えています。こうした多様な人材と良好な関係を築き、多様性を組織の強みに転換し、高いパフォーマンスを上げるためには、相手を尊重しながらも、過度に同調することなく、自身の意見を適切かつ正確に伝えるコミュニケーション力の重要性が増しています。
若手・中堅社員には、顧客や取引先と円滑なコミュニケーションをとるだけでなく、社内では上司や後輩とのパイプ役となり、個々の強みとチームワークを最大化することが求められます。そして、このようにチームコミュニケーション活性化の中心となるには、異なる相手とお互いの利益やニーズを満たしながら、創造的に問題を解決していく姿勢とスキルが必要です。
本研修では、多様化するビジネス環境で求められるコミュニケーションの概念を深く理解し、グループワークやロールプレイングといった実践的な学習を通して、相手と自分、双方を尊重しながら、意見の相違を創造的に解決していくためのコミュニケーション力を強化します。社内外でのコミュニケーショントラブルの未然防止、信頼関係の構築、チームワークの強化、アイデア創出の土台づくりなど、業務をより円滑に進め、成果を最大化するために不可欠な能力を身につけます。
カリキュラム例
- 信頼関係は何によって築かれるか
- ・心の距離と信頼関係
・信頼できる人の資質
- 自分自身の行動特性(思考・感情・行動のクセ)を知る
- ・DiSC分析
・タイプ別対人コミュニケーションにおけるニーズ
- アサーション
- ・4つの反応:
攻撃的反応・間接的攻撃反応・非主張的反応・アサーティブな反応
・其々の反応の心理的背景、人間関係への影響、自分自身への影響
・二重関心モデル
・アサーションに必要なマインド
・アサーションのためのDESC法
- 自己開示と傾聴
- ・判断保留
・話し手の体験の客観的把握
・話し手の価値観・大切にしている想いを受けとめる
・聴き手の自己開示
- 質問技法
- ・閉ざされた質問
・開かれた質問
・掘り下げの質問
- 振り返り
- ・明日からの一歩を考える
研修プログラム一覧
- コミュニケーション
- リーダーシップ・マネジメント
- 企画立案・イノベーション
- 仕事の基本・ビジネスマインド
- その他